節水・整流泡沫ユニットの開発

一度に出る水の量に制限があり、十分な水量が得られない環境でも、 不自由なく通常の水量と同じようにしたい。

Toshinは水に空気を含ませることで、洗浄力・肌あたり・流速の向上を実現させる
節水・整流泡沫ユニットを企画しました。

他社製品の空気混入率を大きく上回る泡沫能力を実現させる特許技術を開発し、現在は、当技術をシャワーにも応用しています。

1) 節水

既存の泡沫キャップは高流量（6L/min）から泡沫を始めます。 一般的に未泡沫の給水栓は6L/minが使用最適流量とされており、
節水を目的とするのであれば、6L/minより流量の少ない領域で泡沫させる必要があります。
弊社開発商品は低流量域（2～6L/min）で50%の気泡混入が可能であり、本当の意味で「節水」を行なうことが出来る。

2) 洗浄効果

既存の泡沫製品は吐水流速を落とさなければ泡沫ができませんでしたが、
当社開発商品は高流速吐水（3m/s）が実現可能なため、高い洗浄効果が得られる商品を開発することが可能です。

3) シャワー等の応用製品への利用

既存の泡沫キャップは低流速吐水で吐水圧力が低く、シャワー等の２次流路を形成するには専用設計が必要でした。
当社開発商品は高流速吐水の高い動水圧を利用してシャワー等の２次流路に泡沫水を吐水する事で、
節水・洗浄効果の他に肌あたりの良い製品の開発が可能となっています。

4) 汎用性

吐水の流量や流速を任意に設計できるため、様々な用途に使用することができます。 自動水栓等の節水を目的とした製品には 低流量（2L/min）・低流速(1m/s) の設計を行い、流量を多く見せるとともに、柔らかい手あたりの良い泡沫を実現しています。
洗浄効果を期待する製品には高流速(3m/s)の設計を行い、泡沫水をジェット噴流吐水する事で、強い水勢と泡沫特有の洗浄効果による相乗効果で汚れを効率的に落とします。